夢の舞台、日本選手権に参戦してきました!
トライアスロンの日本一を決定する日本選手権に参加してきました。
日本一を決定する大会なので、開催場所は何と『お台場海浜公園』を中心とした特設コース。
テレビで見ていた舞台に参加できる事。まるで夢のような話です。
前日の競技説明会。 有名選手ばかりで今までにない緊張感。 明らかに普段の大会とは違います。
自分はチャレンジャー。 失うものは何もありません。 悔いのないレースをする。そう自分と約束して会場を後にしました。
大会当日。 いつも通りのアップを済ませて。 待機テントへ。
一人一人コールされてグリッドに並びます。
順番を待っている時、目標だった舞台に立てる喜びとレースへの緊張感。
最高の瞬間でした。
スタート後はかつてないハイペース。 パックから遅れたら最後。 戦略は無い。 全力で泳ぐだけ。
しかし、想定以上のペースについていくことが出来ずに第一ブイまでにかなり後方に…。
その後、協力して完走を目指そうと話をしていた強豪エイジグルーパーのパックからも遅れてしまい完全単独に。
この時点で後ろから2番目。 正直絶望的なポジション。
しかし、遅れることが、最後尾を泳いでいることが恥ずかしい事ではなく、精一杯挑まなかったことが一番恥ずかしいのだと自分に言い聞かせ出来る限り泳ぎスイムアップ。
この時点で先頭から6分遅れ。 ギリギリでバイクに乗ることが出来たものの、トランジションエリアから出た瞬間に先頭が見えました。
そう長くはバイクには乗れないな、そう覚悟しました。 だけれど、せめて1周はしよう。 ギアチェンジしてすべての力を込めて漕ぎました。
それでも、1周すらすることが出来ずにDNF。
トライアスロン人生で初のDNF。 ある程度分かっていたことですが、悔しい。 ただそれだけです。
2016年の日本選手権は終わりました。でも、私の日本選手権はまだ終わっていません。 このままで終わらせるわけにはいきません。
来年、もっともっともっと強くなって。
必ずゴールしてみせます。
立道国一