何とも巨大なビックプーリー!!
皆さん、春に向けて準備を進めていただいているようで。
せっせと修理作業をしております。 1台終わらせると複数台入庫。 ポケットに入ったビスケットの様ですね(笑)
そんな中、雑誌等々ではよく見かける『ビックプーリー』
話題のはずなのにバイクランチで初の取り付け作業をしました。なぜか聞かれることはなかったんですよね~。
これが通常のリアディレイラーのプーリー。 シマノが考えた一番バランスの良い大きさだと思われます。
こちらが今回取り付けたプーリー。 TNIのスピードプーリー。
驚きの大きさです! なんと15Tもあります。
そもそもなぜ『ビックプーリー』なのか?
まず、プーリーの回転数が抵抗の少なさに影響してきます。
チェーンが同じスピードで回ったとして、小さいのと大きいのではどちらの方がプーリーの回転数が速いか? 小さい方が沢山回りますよね。
これが抵抗になります。
次に、チェーンの曲がる量が減るのでこれによる抵抗減。
通常のプーリーだとこのくらい。
ビックプーリーはこのくらい。 だいぶ、チェーンがまっすぐに近い状態になってますよね。
実際どうなのか疑問でしたが、作業台で回してみても、実際に試走してみても軽いのがわかりました。抵抗は間違いなく減っているようです。
変速性能もあまり変化は感じられません。
特にデュラエース以外のモデルはプーリーの抵抗が大きいので効果は大きいと思います。
見た目も迫力があるのでドレスアップにもなるので気になる方は試してみてはいかがでしょうか?