クランク長の適正とは?
いよいよ稼働したRETULですが、
ポジションを設定する時に私が特に重要視している部分があります。
それはクランク長です。
理論上はクランク長が長ければ『てこの原理』で重たいギアを楽に踏むことができるので速く走れます。
しかし、より大きな外周径で動かす必要性があるので、脚の長さや股関節の柔軟性で使用できない長さがあります。
FITをしていても、慣れてしまって不具合があるのに気が付いていない人がいます。
RETULのフィットバイクでは155ミリから185ミリまで選択することができます。
骨盤の角度や上半身がアップライトな姿勢なのか攻めた前傾姿勢なのか、等々様々な要素で変わってきます。
当然、本人の感覚でも違いが出るわけですから、試してみる必要性が絶対にあります。
フィットバイクでも試せるのですが、自分のバイクで実走しないと結論は出ないと思います!
なので秘密兵器を用意してみました。
その名も ラ・クランク
このクランクの特徴はものすごいラインナップのクランク長があるという事。
140、145、150、155、160、162.5、165、167.5、170ミリ!
今回はシマノにラインナップのない162.5ミリと
160ミリを用意。
なぜこの長さにしたかというとあまり短くしてしまっても『てこの原理』がなくなってしまい逆に走れなくなってしまいます。
更にもう一つ大切な事があります。
それは『Qファクター』 ペダルのついている所の左右の間隔の事です。
理想は膝とペダルが一直線が一番力が効率よく使えます。
ですが、Qファクターが広すぎてハの字になってしまっては膝を痛める事もあります。
これを解消するにはペダルやクランクを変更するしかないのですが、クランクが最も効果が大きいです。
シマノのクランクは146ミリ程。
ラ・クランクの最少は何と139.8ミリ!
こんな風にくぼんでいるので狭い幅が実現できています。
クランクとしての重量は軽くはないのですが、
体にFITするものを選ぶという事の効果は重くなったとしても、それ以上の効果!
気にしたことが無いという方も一度試してみましょう。
合っていない場合は突然に快適になりますよ~。
お気軽に立道までお問い合わせください。