カーボンホイールとブレーキシューの関係
先日もご紹介したオススメカーボンホイールである
ロバールCLXシリーズ。
多くのカスタマーの皆様に使って頂いているのですが、ブレーキシューの交換でご質問がありましたので、書いていきたいと思います。
まず、カーボンホイールには専用のブレーキシューがあります。
アルミリムに使用するブレーキシューをそのまま使用してしまうと制動力が高すぎて怖い思いをしたり、ホイールを駄目にしてしまいます。
専用のブレーキシューがあります。 そして、これはその中でも多くのホイールメーカーが推奨しているスイスストップのシューです。
ロバールのホイールは保証規定の中に…。
・推奨されていないブレーキシューを使用した場合の破損(カーボン製リムブレーキ仕様のRovalホイールで、 SWISS STOP社製BLACK PRINCE・YELLOW KING以外のブレーキシューを使用した場合)
と書かれています。 なので、ロバールホイールはこれを使用してくださいという事です。
では、黄色いのと黒いの違いは? となると思います。
黄色い方はその名もイエローキング。
特徴は高い制動力です。ブレーキの初期段階から高い制動力を発揮するので、素早くバイクを止める事が出来ます。
しかし、その反面熱が発生しやすいのでリム本体への攻撃性は高くなります。
黒い方はブラックプリンス。 名前がしゃれてますね。
こちらの方が制動力の立ち上がりは穏やかですので、ブレーキコントロールもしやすく、リムへの攻撃性も低くなっているので、こちらを使用することの方が多いと思います。
それともう一種類。
ブラックプリンス フラッシュEVOというのもあります。 写真の左側がそうなのですが、ちょっと薄くできています。
ダイレクトマウントのブレーキやリム幅の広いホイール向けです。
メーカー推奨の使用方法をするという事が大前提ですが、
ブレーキの相性を自分に合わせておくといざという時も安心して止まることが出来ます。
交換の際にはアレコレ選んでみましょう!