山の中のトレイルへ1人で。
ロードバイクで1人で遠出してみる。

自転車に乗っているとグループライドということをよく耳にしますが、複数ではなく中には1人で走りに行く方もいらっしゃるでしょう。
そんな時。
トレイルで転んでしまい動けない・・・！
峠の下りで転倒・・・！

近くに誰かいればよいですが、そういう時に限っていないということも。
転倒した時に大事な頭部を守ってくれるヘルメット。
そのヘルメットに、一大事の時に助けてくれる優れモノがつきました！

今回スペシャライズドから発売された「EVADEⅡ」「PREVAILⅡ」。
2つともS-WORKSモデルなので被り心地は抜群にいいです。
被った瞬間に、あっ・・！フィットする！と思うでしょう。

そのフィット感は勿論ですが、最初に書いた助けてくれるもの。
それが通称ANGi(アンジー)になります。

ANGiとは「Angular and G-Force Indicator」の頭文字をとったもので、「角度および重力加速度検出機」の略になります。
このANGiはスペシャライズドの特許になり、頭部に直接かかる力と脳を揺さぶる回転力を測定するセンサーを搭載したデバイスになります。
ヘルメットの後頭部側に付属しており、転倒して衝撃を受けると、スマートフォンのスペシャライズドのアプリ「Rideアプリ」を経由し、アラームが鳴り始めます。
転倒しても問題なければアラームを止めればよいですが(最短15秒、最長90秒を15秒間隔で設定できます)、もし止めることが出来ない程ダメージを受けてしまっていたら、Rideアプリに登録しておいた緊急連絡先にテキストメッセージとGPS座標から取得した現在位置も発信され、アプリに登録されたすべての緊急連絡先に送信されます。

ANGiを搭載したスペシャライズドのヘルメットはこの他にも2つ、「DESSIDENT」「PROPERO3」があります。
これは後付けすることは出来なく、国内で展開しているのは4種類のヘルメットのみになります。
最初に紹介したPREVAILⅡは\30,240、EVADEⅡは￥31,320になります。

2つとも店頭に置いていますので被り心地はもちろん、アンジーを実際に見てみてください。
使われないことが1番ですが、こんな小さいものに助けられることがあるかもしれません・・・

バイクランチ　松尾