カーフマン北関東ステージ。 良いシーズンになる気がします。
冬のトレーニングレース。 カーフマンデュアスロングランプリ、北関東ステージに参加してきました。
今年も元気なメンバーと一緒に。
天候にも恵まれサイコーの(*´Д`)ハァハァ日和!
今回は初参加のメンバーもおりましたので、朝一でコース試走。 会場である武蔵丘陵森林公園はランもバイクもアップダウンばかり。
暖かいとはいえ冬は冬。スポーツバルムをぬりぬりして対策。連日エアコン等で体も乾燥気味に感じたので、移動時、アップ時も水分をまめに補給。
11時10分スタート。
今まではいろいろな事を『やらなければならない』 例えば、何位で走る、目標タイムは、ペースはどのくらいといった事は考えないように。
目標は一つ。『80%で最後まで走る』
トライアスロンでは単一種目が強いだけでは駄目。3種目通しで強いかどうか。今まではそこが弱かったと考え、
最近は80~90%での強度でトレーニングを積んできました。
まだまだ積み重ねている最中ですが、当然やってきた事だから自信が持てます。
スタート後の速いスピードは対策をしていないので、様子を見ながら2位集団でレースを展開。
周回を重ねると集団はバラバラに。自分の位置はバラけた中の後方。しかし、ここでレースペースでのトレーニングが生きてきた。
ログを見ると後半のラップがほぼ均等。ペースが落ちたランナーをパスしていきます。
6位でバイクへGO。
ここで種目を移行するトランジットが第4の種目と呼ばれる理由を説明していきましょう!
私の前を走るこの選手ランでは10秒ほど速くランを終えていたのですが、エリアを出る前にタイム差がない状態になっています。
ランシューズを脱ぐ、ヘルメットを被る等の動きが遅いとあっという間に差が縮まります。
バイクに乗る瞬間、バイクシューズをペダルに取り付けた状態で飛び乗っている私がすでに前にいます。この時点で10秒以上の差が逆転。
この数秒が勝負を決してしまう事が多々あるので、トランジットのスキルは大切。
今回ペースが同じ人と走ることに。ドラフティングにはならない様に、そしてペースは自分が掌握する様に、抜かれたら直ぐに抜き返す。
後ろでもいいバトルが。 同チームの中での争い。 こちらも熱い!
バイクも上りも下りも80%を意識。この下りもという部分が大切。上りばかり頑張ってもタイムアップは難しいですからね。
パックになっていた選手を後方に引き連れ、第2ランへ。
バイクでも良いペースだった分、ちょっとふくらはぎが怪しい。しかし、応援している人から『前と25秒!』と聞いた。
なにっ?
最初の坂。 前に見えるは2名。 さっき聞いたタイムでこの坂は上りきれない…。
3位、3位なのか!
しかし、写真後方に見える大学生も先輩から『攣ってでもいいから前を抜いたら3位だぞ!』
誰が簡単に抜かせるかよ!と翌日に誕生日を控えた30歳。隣からまくりに来たところでペースアップ。
ここが勝負所。ここで前に出さなければ相手は垂れる。心を折れる!
イメージ通りに突き放すことに成功。 思った通りに走れて気分も更に高揚!
周回を重ねるもペースは落ちず。 なんと、昨年の第1ランよりも速いラップで第2ランを終了。
3位のままゴールへ駆け込む。
今までにないくらい、積み重ねた事と成果が一致したレースが出来たのが順位以上に嬉しかった。
クールダウンをしながら他のメンバーを応援。
いや、叱咤か。
実は初参加のこの方。私の高校時代の陸上部の先輩でありまして。
いつも間にやら、言う立場と言われる立場が逆転w
他のメンバーも苦しく楽しいデュアスロンを満喫しゴール。
先輩はデュアスロンの洗礼を受け、二度と抜けられない世界に足を踏み入れました。
私も嬉しい今シーズン初、そして久々の表彰台。年代別なので、30代では2位!
幸先のいいスタート。今年は完全復活!
さぁ、トレーニングに励みますよ~。