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シーラントには種類とサイズが。

商品紹介

前回、私松尾が紹介したMTBのタイヤ。
このタイヤの話しに続き大事な物を紹介したいと思います。

いつ頃から使い始めたのでしょうか。
そう、シーラント。
対応しているタイヤをチューブレスレディ化(タイヤの中にチューブを入れず、専用の液体を入れる事)を。
チューブレス用のタイヤはシーラントを入れずに密閉して使用できます。
チューブレスレディ用タイヤはシーラントを入れ、密閉して使用します。

MTBに乗り始めて3年程はタイヤの中にチューブを入れて乗っていました。
そういうものがあるのは知っていましたが特に使用はせず、タイヤの中にはチューブ、それが当たり前と思い乗っていました。
ある時、どのタイミングかは覚えていないのですがタイヤをチューブレスレディ化することに。

今となっては当たり前に使用しているこのシーラント。
このシーラントは各メーカーから発売されていて、種類も量も様々です。

その様々な種類がある中で今回紹介するのはSTANS NO TUBE(スタンズ・ノーチューブ)。
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サイズは3種類あり、手前にある56ml、奥左448ml、奥中央896ml、そしてレースシーラントの896ml。
価格は同じ順に\405、\1,944、\3,240、\4,104になります。

タイヤに入れる使用量は各個人により変わってきますが。
56mlは丁度タイヤ1本分になるので持ち運びや、レース等で遠征に行ったりするときに便利ですね。
448mlと896mlは年間でどの位使用するかで分かれると思います。
そしてこの「レースシーラント」はMTBのレースに出られる方が多く使用するモデル。

そもそもシーラントとは?
低粘度の天然のラテックス材(ゴムですね)になります。
このシーラントをタイヤの中に充鎮しておくことで、万が一パンク、穴が開いてしまったときにタイヤの内側をシーラントがコーティングしていたことで、その穴にシーラント材が流れて開いてしまった穴を塞いでくれるというものになります。
その中でも「レースシーラント」は今までのモデルに改良が重ねられ、ラテックスの粒子が2倍になり、より大きな穴や塞ぐことができなかった傷も塞いでくれるスーパーなモデルになります。
今まで販売していたシーラントでも十二分に穴は塞いでくれるので、このレースシーラントはリアルレーサー向け、という立ち位置になります。

チューブレスレディ化したタイヤを低圧にしトレイルを走った時のあの快感ときたら。
ああ、MTBっていいなあと心の底から思います。

しかし、このシーラントを使いチューブレスレディ化するのには少しデメリットがあります。
そう。最初に用意するのにお金がかかるという事。
チューブレスに対応したホイール、タイヤ、リムテープ、シーラント材、バルブ。
一通りそろえるとそれなりのお値段が。
しかし最近は最初からチューブレスに対応している完成車も多く、乗り始めた方にもそこまで敷居が高くなくなっています。
そして一度揃えれば(何よりホイールですね)消耗品の交換は必要ですが、頻繁に交換するものではないので長く使用していくことができます。

リム打ちパンクをしてしまうことがある、もっとトレイルを快適に走ってみたい。
手間とお金が掛かってはしまいますが、それ以上のものを得られると思います。
気になるなあと思った方は是非相談してみてください。

バイクランチ 松尾