日本ロングディスタンストライアスロン選手権 佐渡大会に行ってきました。
昔からのトライアスロン仲間やお店のお客さんが参加している佐渡トライアスロン。
いっつも参加した話を聞いているだけで、なんだか寂しい気持ちがしていたので今年は参加する事に。
題名では日本選手権になっていますが、実は不通に申込で参加できる佐渡Bタイプ(ミドル)に参加する予定だったのが、
まさかの抽選落ち…
誰からも佐渡Bタイプなら絶対通るよと言われていたのに奇跡が起きた訳です。それならばと日本選手権には長野県トライアスロン協会からの推薦が必要なので電話で依頼。
こんな話が合って日本選手権枠に参加となりましたw
日本選手権ですからまずは規定通りのトライスーツが必要になります。
とても格好良くネームなどを入れてもらいました。 松本市内にある井垣屋染物店様に面倒な依頼をして世界に一つだけのトライスーツです。 雰囲気はエリート。
当日朝。選手権は別でトランジットが用意され、周囲には昨年のスタンダードディスタンスの日本選手権優勝者やオリンピアン等々緊張してしまう有名選手ばかり。
ですが、落ち着いていつも通り自分のスタンスで。
スイムは余り波も高くないし荒れてないよ、という事前情報とは違い、あれ高いよ。 前回の御宿でのOWS練習からすれば大したことありません。色々な条件での練習は自然を相手にするトライアスロンにとっては非常に重要。
スタート位置も遠浅だったのでダッシュとドルフィニングの連続、上がる時も同様で、更に砂浜結構長い。ここがハード。
波の高さでパックを見失い自ら先頭を引く事になったのと、ヘッドアップの回数などが悪く順位は良かったがタイムがイマイチ納得できないタイム。
スイム強化に努めてきたものの、実際レースで生きてくるにはまだまだだと痛感。
そのスイム強化に時間を取っていた分、犠牲になったのはバイク。 いやー100キロは長い。 これ確か40キロ地点位ですが、もうバイクから降りたくて降りたくて。
やはり、やったことは出来るし、やってない事は出来ない。
それにしてもTTバイクって速いですね。TTバイクがこれほど憎いと感じたことはありません。
写真は小木の坂と呼ばれる、70キロ付近で現れた要らない坂。結構斜度きついんですよこれが。
しかし、沢山の私設応援団。ボランティアの方、沿道ののおばあちゃん達からパワーをもらい、耐えに耐えてペダルを回し、トランジットへ戻ってきました。
最後のラン。
これまた、ハーフの距離なんて練習で一度も走っていないものだから、長い長い。更にバイクの疲労と暑さでヘロヘロ。
練習でもレースでも距離に対して長いなという気持ちがある時点で練習不足
例えば今までは1500mスイムって長いなって感じてましたが、練習で来ている今は短くすら感じます。
キロ5分30が精一杯。 エイドでコーラ、水、スポンジのインターバル。 普通コーラなんてランの途中で飲めませんが、飲まなきゃやってらんねーよ。って感じ。
バイクもランも距離走らないとだめだ、どうしたら練習時間取れるかなと自問自答を繰り返しながらゴール。
運動強度が高くてつかれたというのではない、何とも言えない疲労感に襲われました。 精神的な部分が大きいかな。納得できないレース内容。
まだまだエリートと呼ばれる人たちとの差はとてつもなく大きいのだなと実感させられるレースでした。しかし、スイムに関してはあと少し、ポイントを抑えて練習していければ、という手ごたえを感じました。
バイク、ランは練習あるのみ!
来年も日本選手権に参加で行きます。ちゃんと走れる様にして。