Muc-off
当店でお勧めしているチェーンオイルなどのケミカルはワコーズがメインでその他の物は置いていない為、
スプレーじゃないのありませんか?やドライ系の汚れが少ないタイプはありませんか?と聞かれる事が多いです。
私自身チェーンオイルに余りこだわりが無く、耐久性が高ければ良いかと考えていたところがあります。
しかし、レースで勝つ人というのはあらゆる事をイメージして、一つ一つ対策してレースに臨んでいるはずです。
であれば、少しでも楽に速く走れる様にチェーンオイルにも気を使うべきだと。
丁度メーカーさんからサンプルが送られてきたので、『Muc-off』というイギリス生まれのケミカルを使用してみることにしました。
ヨーロッパメーカーだから自然環境にも配慮されています。 写真の緑色の溶剤は油汚れを落とすディグリーザーです。
見た目は環境にちっとも優しくなさそうです。
スプレーしてから少し時間を空けるのがコツ。 2分程肩甲骨の動的ストレッチをしながら待って後はブラシでゴシゴシ。
ここで重要な事が…。
綺麗にした写真を撮っておりません! 非常に綺麗になったチェーン等をご想像ください。
お次はピンク色の溶剤。これはカーシャンプーの様な物。全体にスプレーして、これまた少し待ってから同じくブラシでゴシゴシ。
使ってみた感想としては汚れも落ちますし、パーツ類にダメージもありません。 特にピンクの溶剤がおススメですね。
ディグリーザーで汚れを落とした後に他の場所に汚れが付いてしまいがちなのですが、これが良く落ちました。普段は中性洗剤を泡立てて使いますがそれよりもいいです。
次に使用したのがチェーンルブ。
セラミックが入っているというこれ。結構いいお値段します。ワコーズのチェーンルブの2倍位。 しかし、実走してみると明らかに軽い!
この感覚は気に入りました。 まだ少し走っただけなので耐久性はどうかはこれからですが、スムーズさは良い!
ウエット系を使ってみたのですが、黒くもなりにくそうです。ドライ系もあるので次回はそっちを試してみます。
新しいものを試してみるのは面白いですね。
高いパーツは効果が出て当然なのですが、こういった細かい部分であれこれ試して楽しむのもありです。