SPECIALIZED Turboのバッテリーはどれくらい持つのか?実走で確認してみた件について!!
昨年からスタートした「Japan Alps Cycling Project」の目玉企画といっていい、ジャパンアルプスサイクリングロードの下見を先日から行っている。コロナ渦でスタートがだいぶ遅れてしまったが、1回大体100キロほどに区切って1周800キロの下見の旅開催中。
今週までで3回終了して松本~伊那~木曽~南木曽~飯田~阿南~大鹿~長谷~箕輪と南信をぐるっと回ってきた。テストバイクはSpecialized Turbo Creo SL Comp Carbonでずっと走っている。 メーカーサイトによると、内蔵バッテリーで135km走行とかいてはあるが、ここは重要であって心配なところ。「どのモードでも135キロ走れるの?」などお客様からもかなりの問い合わせをいただいているので、実走でチェックしてみた。
Turboは「エコモード」、「スポーツ」、「ターボ」の3モード展開になります。エコモードで走り出すとそれなりのアシスト感を感じながもロードの巡航スピード域だと物足りない。スポーツモードだとかなり満足なアシスト量。Turboにしてしまうとかなり楽!だがバッテリーのメモリがみるみるなくなっていく(笑)
ということで、1回目の試走は善千鳥峠~権平峠トンネル~地蔵峠で途中Turboを結構使い100キロでバッテリーはぎりぎりでした。というか、最後はバッテリーが終了しないように調整しながら走っていました。
2回目の試走は恋路峠~大平峠~飯田峠といった山越え。恋路峠が斜度がきつく麓からあっさりTurbo💛 他はスポーツモードでほとんど走りましたが、大平峠残り3kmほどでまだまだバッテリーが余っていたのでTurbo💛。そこで一気になくなったが最後の登りだと思っていたので全く気にしなかったが、最後飯田市街に降りてからの農道のプチ峠途中で終了💦してしまい、最後1kmほどの登りはアシスト無しでした(笑)
3回目は激山岳コースだったのでサブバッテリーのレンジエクステンダーを投入。ずっとスポーツモードで走り、一番の山場である分杭峠麓で60%残。峠では途中数回Turboを補助的に入れて、あとは基本スポーツモードからのラスト1kmでTurbo💛全開💛💛💛
で箕輪まで戻ってきて130キロ獲得標高2500mほどで十分なバッテリー残高を残しての走破でした!
ということで、Turboの正しい使い方は
1) 基本的にスポーツモードまたはエコモードで走る
2) スムーズなペダリングを心がける。回転数は高めがよい!(平地100回転、山岳80回転)
3) Turboは緊急時用=保険的な考え方で
4) 専用アプリ Mission Control 内のSMART CONTROLを活用すべし
走り方でバッテリーの消費量も大きく変化が出てしまいますが、上記を参考にしてもらえればバッテリーはしっかりもちます!!
で、135km持つかどうかにつていは、走る速度や登りの具合によって大きく変わるが正確な答えですが、サイクリング歴のある方で、上記2)を心がけて走れる方であり、山岳コースでなくアップダウン程度のルートであれば、バッテリーは恐らく持って走れますね! 100キロ走れないようであれば、速度域が低速域過ぎてモーターの稼働率が高すぎるということだと思います。
というお話でした!