佐渡トライアスロン対策練習会 スーパーロングバージョン
短い距離での練習会は何度も開催してきましたが、1か月後に迫った今。最後のチャンスとしてかなり長い距離での練習会を開催しました!
これ以上後にやると当日までに疲労が抜けずに調子を落としてしまうので急遽開催。
距離もそうですが何と言ってもこの気温によるダメージは想像以上です。
そういう訳で参加するメンバーを招集。土曜日ではありましたが、危機感の表れでしょうか?全員出席。+イベント好き1名と静岡からわざわざ来ちゃう人とお客さんのアテンドと言いながら自らの練習を仕事に仕立て上げる私で開催。
今回のコースはバイク120キロ、獲得標高1300m。+ラン21.5キロ。
スタートはこの先やってくる辛さなど知る由もなく。笑顔。辛いけど楽しい、そしてやめられない。
エンデュランススポーツは激辛料理によく似てますね。辛いけど美味い。くせになる美味しさ。
今回はサポートカー付。更にそのサポートカーを運転するは我らがSカメラマン。高いサポート力と私のブログ書きを考慮した上でのカメラワークで大助かりです。
そして、こだわったのがエイドの距離。レースでは約20キロごとにエイドがあります。それと同様の距離感で休憩場所を設定。更にはコンビニ等には一切よらず10分以内でスタートするようにしました。なるべく、レースを意識した内容で本番の確認が出来る様に。
お揃いのジャージで隊列組んで走るって良いですね。北を目指します。
まだまだ余裕の笑顔。レースの際に仲間と会うと嬉しくなり元気が湧いてくるものです。
佐渡は海岸線沿いなので結構坂多め。
有名な所ではZ坂と小木の坂、と言うのがありますが、我々長野県トライアスリートからすればZ坂→Z丘。小木の坂→小木の平坦が正解。
このコースの坂なんて笑顔でクリアして当然。
大町ダムや爺ヶ岳スキー場を過ぎ仁科三湖方面へ。この日は思ったよりも暑くない。どうせなら暑い方が色々想定出来てよかったのですが、さすが白馬大町方面は違いますな。
大町に移住する事を強くお勧めします。ご希望の方はバイクの相談と合わせて立道まで。
そして折り返しの青木湖畔は時計回り。
その、まぁなんて言うか…。湖畔ってねぇ。あれですよ。野尻湖っぽいですよね。
昔を思い出してついついペースが…。
こうなります!
暴走する気持ちを抑えるために青木湖エイドで深呼吸。しかし、心の中に芽生えた新たな感情。
泳ぎてぇ
この思いは賛成多数で可決されました。
ロングディスタンスでは補給が大事。食べられなくなったら終わりです。なので練習時にシュミレーションしておくことがとても大切。
トライアスロン用のTTバイクにはハイドレーション。つまり水筒が内蔵されるのが普通になってきました。どうやって使うのか?を試しておかないと本番でこんなはずでは…。といった事態になりかねません。
ボトルも落とさないようにね!お願いします!
レースではボトルを貰い、飲み終わったボトルをエイドに置いていく事になります。大会によっては自分のボトルが来年活躍する事も有ります。運が良ければ来年また会えるわけです。
くれぐれも高いボトルを持っていかない様に。泣く泣く捨てる事になります。
登りっぽい平坦と丘みたいな峠も終了。どちらも〇〇風ななので大したことは無いはずですが、後は本当の下りと平坦だけです。
高瀬川堤防入り口で補給。この後の堤防をどう走るか相談中。
1人で単独走して苦しむか? 皆で集団走して苦しむか?選んでもらいました。
結局集団走で苦しむことに決定。最初のペースは程々だったのですが、途中サドル後ろに取り付けたボトルが爆弾のごとく集団後方へ発射!
分断された事により逃げ集団と追走集団に変化。辛さが一層増しました。
もう一度言います。ボトルは落とさない様に!
そんな中でもカスタマーを千切り、次回こそはもっと頑張ろうと思ってもらう事こそ最大のホスピタリティ。目標があるからこそ楽しく続けていけるのです。
特設エイドの設置も完了し、いよいよ最大の難関であるランがスタート。
ランばっかりは集団走という訳にもいきません。孤独な闘い。
暑さもピーク。エイドに用意した命の水は最高でした。気持ちいいだけでなく体を上手く冷却出来るとペースも上がります。
頭の中を無にし。とある有名トライアスリートから教わったランの時の最高のフレーズ。
『トン、トン、トン、トン、日野の2トン』
これを永遠と続けるとリズムよく走れます。
私自身ミドルまでが最長で、今回の練習が一番長い距離をバイク、ランで行って思ったのですが、距離が長くなればなるほどトライアスロンはスピリチュアルな世界に突入していくのだと。
まるで宗教。
そんな世界に魅了された人々の完走後の宴。苦労を共にした分話も弾みます。
上手く出来た事、課題として残った事。あと1カ月ですが、更に準備を進め完走目指して欲しいです。
私も来年は国体の予定がとか気にしないでエントリーしようと思います。だって、ここまで一緒に練習したのに長野でお留守番じゃ寂しいですもん。
参加者の皆様お疲れ様でした。また、サポートのSさんありがとうございました。
トライアスロン活動はこれからも続けていきますので挑戦したい方は是非立道まで。