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佐渡合宿

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最初のスタートはオープンウォーターのレースに参加しよう!ってところから始まり。

オープンウォーターとは要は遠泳。れっきとしたオリンピック種目。今回のレースは5キロ。泳いだ事がある距離ですが、一度に止まることなく泳ぐのは初めて。

佐渡ヶ島だからフェリーに乗らないといけない。車をフェリーに乗せると高い。じゃあいっその事全部自走すればいいじゃん。というわけでレースにも行けてトレーニングもできて、必要な日数も4日。

レース参加がいつの間にやら合宿になったわけです。

まずは初日。

自走で佐渡汽船のある直江津港を目指します。距離は約130キロ。下り基調なのでなんて事はありません。

19号をまっすぐ長野を目指します。そこから野尻湖へ。

善光寺の脇を通り、坂中峠を上ります。今回唯一の上り。あとは下り基調。

なぜか出発した時の写真よりも人数が増えてます。
高田城址公園。割とこの時期に来るので写真の様な蓮の花が一面に咲いていてとても見ごたえがあります。また、ジモティー情報によると桜もいいらしい。松本からなら往復しても230キロ位なので日帰りで行けますね。

フェリーの時間まで大分余裕をもって到着しました。やっぱり海なし県の出身ですから海を見るとなんだかウキウキしてきます。

 

折角早く着いたので昼ご飯でも食べようと以前佐渡の帰りに寄った定食屋さんが良かったので行くことに。しかし、これが甘かった。

地元民でにぎわうこのお店。入ったのは12時20分頃。料理が来たのは13時頃。フェリーは13時50分…。猫舌な私には熱いラーメンと熱い餃子を急いで食べるのは自走で来たことよりもハードだった。でも、とても美味しかった。

そして、フェリー出発まであと15分。慌ててフェリー乗り場まで。この後もバタバタはさらに続く。

ここから輪行袋にしまう作業を開始。いくら分解作業はお手の物とはいえ、ぶっつけ本番。なぜ事前にやっておかないのか?このあたりが私らしい。

29インチ用を用意してあったもののさすがにDHバーは長い。そのままでは入らなかったのでバーを外して。

何とか収納。

まだまだ、ドタバタ劇は続きます。出航10分前にもかかわらず、きっぷ売場でアタフタ。

本人は間に合ったつもりでいますが、佐渡汽船スタッフの方はきっとヒヤヒヤしていたでしょう。ご迷惑をおかけしました。

本土としばしのお別れです。

フェリーが到着する小木港近くに宿をとったのですが、夜になると実に静か。やることないし、疲れと日々の寝不足も相まって9時に就寝。 早く寝られるって幸せ。

翌日OWS当日。
まずはレース会場までの移動があります。小木港から会場の佐和田までは約30キロ。しかも、結構なアップダウン。 アップがてら自走で向かいます。

いつものレースにはない雰囲気。スイマーが多いですからね。というか…。

 

ブイ遠い! 距離でいうと700mくらいなのですが…。泳ぐ前だと遠く見えるブイ。

5000mはこの1周約1,600mを3周回。
写真は前に行われた3000mなのですが、波もなくて泳ぎやすそう。だったんです。5000mスタートの12時になると結構な波に。

で、5000mの感想ですが、
1周目、元気なので波に負けじと懸命に抗い、大自然の凄さと人のちっぽけさを改めて実感。
2周目、波、海自体と一体になるような感覚になり気持ちよくなる。
3周目、夢から覚めて疲労感と泳いでも泳いでもブイが近くならない現実に直面する。水を良く飲んでしまうので海の塩辛さを改めて実感。

海を満喫しました。

帰ってからは上半身だけで1日終わると良くないので、下半身を鍛えるべく16キロほどランニング。なぜ16キロになったかというと、宿から目指してみようと思った灯台が8キロ先だったから。

 

3日目。
今日は佐渡を1周、190キロ。

下半分の小佐渡は以前ミドルに参加した際に走りましたが、大佐渡と呼ばれる上半分は初。景色も大佐渡の方がいいと聞いていたので楽しみ。

最北端に近づけば近づくほど海岸線の景色ではあるものの独特な雰囲気。アップダウンも結構激しいので走りごたえもあります。

そして、地名になっているわけではありませんが、トライアスリート、佐渡ロングライドを楽しむ人たちから『Z坂』と呼ばれている場所。

確かに、急ではありましたが、長野県人からしてみたらやっぱり『Z丘』くらいです。

大野亀。

佐渡ぜひ走りに行ってみてください。佐渡にしかない景色を堪能できます。

両津港を過ぎて南側の小佐渡に突入すると暑さ爆発!さらに写真のような景色が続きます。あの見える突端まで行ったら…。同じ景色が現れます。恐ろしい無限ループ。私の経験上海沿いは10キロ走れば十分満足できます。20キロ以上は修行です。

フェリーの時間もあったので名所を観光できませんでしたが、宿泊しながら2日間で巡りながら1周するのも楽しそうです。費用もフェリーもうまくレンタカーや輪行を駆使すれば往復で7,000円ほど。

佐渡おすすめです。佐渡観光のご相談は立道まで。

さて、名残惜しいですがこがね丸で佐渡を後にするとしましょう。

この日は本土上陸後、上越市内でもう1泊。

愛車と仲良く一緒に寝ます。

翌朝。
上越市からBIKE RANCHまでの130キロのエクストリーム出勤スタート。

来る時が野尻湖からずっと下りだったのだから、帰りは、ね。

毎日ここ走ったら絶対強くなれると思う。あと練習で一番効率いいのは間に合わせるしかない状況にすると実に頑張れる。

長野県はとても厳しく、他県に浮気した人は坂を登る洗礼を受けなければ帰郷出来ないんです。
やっぱり長野が一番良い。

19号で出がらしになりながらもどうにか11時に到着。

今、眠気と闘いながらブログを書いています。
楽しい夏休みになりました。