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新型TARMAC SL8

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昨日スペシャライズドから新型TARMACが発表になりました。

先日一足先に発表会+試乗会に秘密裏に行ってきていましたので試乗したインプレを書いてみます。

まず見た目から。

パッと見前作のSL7とそれほど大きく変わっていないようにも見えますが、一番特徴的なのはヘッドチューブの独特の形。今までにない形状。

この形状が大切だそうで。

というのもエアロ効果を考慮すると先端にあるヘッドチューブは非常に重要で、風洞実験から前側に伸びていて後端は必要ない結論に達したみたいです。

エアロと言えば平べったい形状という常識は変わるのかもしれません。

ベンジ、スピードコンセプト等々エアロにはうるさい私ですが、これは同等の効果を感じられました。エアロはベンジよりも優れているといっても過言ではありません。

正直高いエアロでの高速巡行、軽さと高い合成バランスでスイスイ坂を登れるので国内のアップダウンが多いトライアスロンであればスピードコンセプトよりもこっちの方が速いのでは?と真剣に考えています。

次に大きな変化があったのはBB付近。
スペシャライズドに詳しい方であれば見た事があるような形ですよね。

そう!エートスによく似ています。無駄が無く非常にスマート。個人的にはターマックは加速は良いけど、40キロ前後でBBの硬さが苦手でした。

ですが、このバイクは実に剛性バランスが良くて加速も良くて伸びも良い。どんなコースでもスイスイ走れます。

そして、剛性が高いバイクにありがちな足が疲れてくると途端に進まなくなる感じもなくてGOOD!

高剛性のバイクは乗り心地が悪いというのも昔の話。この細いシートポストがしなる事で衝撃を伝えないようにしています。シートチューブもSL7よりも大分細くなっています。

重量もさらに軽くなり。普通に6キロ台は簡単にできます、

うんちくはこれ位にしておいて早速皆さんに試してもらえるようにと思ったのですが、年内は試乗車のスケージュールが空いていない為来春くらいになりそうです。決まり次第情報をUPします。

ここからは余談。
レースが自走なら試乗会も自走。です。 今回は嬬恋が会場でしたので自宅への約100キロを走って帰るとしましょう。

鳥居峠を越えて長野県へ。結構上ったなと思ったら思いのほか標高があったんですね。

青木村を抜けて修那羅峠(しょなら)を越えて筑北村へ。ターマック乗った後だとスピードコンセプトの登りは重い。やっぱりターマックもありなのか?と自問自答しながら登りました。

筑北でゲリラ豪雨にやられて

八坂から大町に抜ける相川峠を越えてゴール。

楽しい試乗会でした。