ペダルもオーバーホール
まず、間違いなく多くの方が使用しているシマノ製ペダル。
余りに頑丈でそんな事する必要性あるの?と思う方が多いと思います。
確かに、十年単位で使用したのにもかかわらず一度も分解整備しなくとも使えてしまうタフさを誇るのがシマノペダル。
しかし、やらないで良いわけがありません。
今回開けたペダルはこんな風に錆が発生。ここまでくればオーバーホールは必須。グリスも水が入りゆるゆるな状態。こんな感じの錆予備軍の人は沢山います。
もの凄い小さなパーツで構成されていて、軸の先端側には2.3ミリほどの球が9個。
クランク側にはこれまた小さな球が17個。
行方不明にしないように作業するのが大変。何度床を這いつくばるように探したことか。
こんな小さいベアリングが足元を支えてくれているわけですが、手でクルクル回す分にはスムーズがもしれませんが、体重が掛る場面では重くなっている可能性大です。
掃除して、新しいグリスをつけて、きれいに並べて。
この並べる作業楽しいんですよね。かわいく並ぶベアリング。
見えます?先端側の9個はペダル本体の奥の方に入ります。
後は玉当たり調整。これがまた気になっちゃって。緩いとガタが出るし、締め過ぎるとスムーズに回らない。もっと攻めれるんじゃないか?そうやって何度もやり直しますが、一番最初が一番いい調整が出来てるのは良くある事。
フルオーバーホールの作業時にはこの作業は含まれていないので気になる方はペダルだけでも良いですし、本体と一緒にご用命ください。
6,600円です。カスタマーの場合は4,620円です。
ちなみに、ペダル本体も徐々に削れて本来よりもクリートの遊びが増えるのでチェックが必要です。