シーズン前にはフィッテング
ちょっと早すぎる気がしますが、春らしくなってきましたね。
メンテナンスの依頼も増えてきて忙しくなってきました。
更に、フィッターでもある立道さんは非常に忙しい。とはいえ気持ちよくは知ってもらいたいのでどちらも一所懸命頑張っております。
練習時間も削りに削ってますので体重が8キロも増えております。
勘違いされている方が多いのですが、フィッテング、ポジションは一度決めたら終わりではありません。毎年のように変更があって当然です。
また、速く走るために必要な事とも思われやすいのですが、ゆっくり楽しく走るためにこそ重要です。
誰しももっと楽に軽快に走れるんです。知らないだけです。気づかなければだめです。
ただし、きつさや痛みに耐えるのがたまらなく大好きだ!というのであれば引き留めはしません。
ではなぜ楽に走れるようになるの?それには理由があります。皆さんの体重。軽い人もいれば重い人もいます。いくら軽くても40キロ以上はあるでしょう。
そのうちの半分くらいがペダルの上に上手に乗ったら?
ペダルは勝手に下に下がっていきます。
これなんです。これが楽に走るのに重要。体重が上手くペダルに乗っかれば少ない力で走れますよね。
さてこの写真。赤い線は効率が良いとされているクランクが3時の位置。そのまま上半身の方に目を向けると首の付け根あたりに線があります。
1年前にFITを受けてもらっているのですが、この時はまだ初心者でした。なので無理のないリラックスしたフォームを重視してあります。
かなりドはまりして1年走りまくっていたので今回は楽の中に速さを求めていくことにしました。
で、何をしたかというと、人間の重心位置というのはちょうど胸のあたり。肩甲骨の間位にあります。
なので、その位置がこの線の上にくるようにサドル位置とハンドル位置を調整していきます。
効率の良い赤い線の場所と肩甲骨のあたりが一直線上にくるようになりました。こうすることで勝手にペダルが下がっていくので楽にペダリングできるようになります。
かなり前傾姿勢が強くなっているにもかかわらず本人の感覚は楽な姿勢になっているのです。
ゆっくり走るからハンドルが高くて近ければ良いわけではありません。その人の筋力や骨格に合わせて自然に力が入る所に調整する事が大事です。
シーズンにはまだまだ間に合いますからまずは立道までご相談ください。