自転車の違反は青切符へ【2年後】
ここにきて雪マークの日が出てきて、湿った雪に悩まされていますね。
3月に入ったのに中々走りに行けない!という方も多いはず。先日募集しました「春100♡」定員残り僅かになってきましたので、迷っている方はご相談ください!
さて先日5日に自転車による交通違反への反則金制度(青切符)の導入を柱とする道路交通法改正案が、閣議決定されました。ニュースでご覧になった方は多いのではと思います。
改正案は、自転車の反則制度は16歳以上の人が対象となり、比較的軽微な112種類の違反が対象です。酒酔い運転や妨害運転など24種類は対象外だ。反則金の額は原付きバイクと同等にする方針という事です。
止まれなど、サイクリストたる皆さんは守っているかと思いますが、街中ではまだまだ止まらない、イヤホン装着、逆走、右折も適当などよく目にします。立場上行政や警察関係の方と話をする機会が多いけど、自転車法規の周知がサイクリストだけでなく、車のドライバー含め、広く一般的に認知されていない事も影響は大きいのでは?といった話はさせていただいています。
その中でも特に一時停止と逆走をしないように徹底すれば、かなり事故も減るのではないか?
といった事も伝えています。僕自身車運転していて逆走はかなり肝を冷やしますので、ドライバーのストレスも多いかと思います。
車道と歩道の区別や、危ないから安直に歩道といった認識はまだまだ根強いです!
また自転車のルールの周知徹底と併せて、行政は自転車が走りやすい走行空間の整備は、この2年で徹底的に行わないといけないと思います。
長く遠征で行っていたオランダでは、サイクリングロードが無数に整備されています。総距離6,000km超と言われており、オランダ国土の面積が九州とほぼ同じくらいといったサイズ感からして、どれくらいサイクリングロードが発達しているかはイメージできますね。
さて渡蘭したての当時、ルールもよくわからずに地図と読めない(発音できない)地名看板を頼りに走り回っていましたが、、、、間違って車道を走ったりするとすごい勢いで車から怒られます。また逆にサイクリングロードを、歩行者が歩いていたり、車や歩行者が侵入してくると、めっちゃ注意します。ここで言いたいのは、はっきりしているんですよね。自転車のスペースが!!
だからこそ安全で走りやすいですし、車、自転車、歩行者がストレスなく往来できるんです。今の日本の状態と比較すると、そこがもの凄くあいまいで、恐らく政府や行政担当者も「どうしたらいいんだろう?」と頭を悩ませており、どっちに向かっていいのかわかっていないのが今の日本の現状かと思います。
という事で、サイクリスト(ママチャリ含む)の交通ルールの徹底と、行政からのルールの周知と啓蒙をやりながらになりますが、この2年でどれだけそういった事を進化させられるのか?警察と国土交通省、そして長野県の阿部知事の手腕に期待したいですね!!
僕も出来る限り協力していきながら、自転車走行空間の環境整備と啓蒙活動をしっかりと行っていきたいと思います。
皆さんもご協力よろしくお願いしますね!
BIKE RANCH
代表 鈴木雷太