TPUチューブを比べてみる
以前TPUチューブに触れましたが、実際の製品を比べてみたいと思います。
今回はパナレーサーのパープルライトとGueeのエアロライト ロードを比べていきます。
パナレーサーは知ってる人も多いタイヤ・チューブを主に製造しているメーカーですね。
Gueeはスタートしたのが2010年と新しいメーカーなので、まだあまり馴染みが薄いでしょうか。
発音はグーイーのようですがグイーと書かれていたりもします。
外観
見た目はパープルライトの方がコンパクトに見えますが、畳み方の差によるものでしょう。
パープルライトは名前の通りの紫色。
エアロライトはクリアにオレンジのラインが入っています。このラインが取り付けの際に捻じれがない
か確認できるようになっています。
対応サイズ
パープルライト:700x23-32c バルブ長 65mm
エアロライト:700x20-32c バルブ長 60mm
どちらもロードバイクでの使用では問題ない対応サイズになっています。
重量
どちらも36gという事ですが、
実際に測ってみると、個体差はあると思うので個人的にこの位は差があるかなと思います。
ちなみに左は自分が以前使っていたヴィットリアのウルトラライトスピード。右はシュワルベの店頭で
置いている一般的なブチルチューブです。
バルブ
パープルライト:チューブ側の根元は樹脂製ですが、先端側は金属製になっています。
エアロライト:全体が金属製で根元にラバースペーサーが付いていて、バルブホールとの接触を防ぐ
作りになっています。
価格
パープルライト:税込1980円
エアロライト:税込3520円
Gueeのエアロライトはチューブにラインを入れたりバルブを金属製にしラバーストラップを使用してい
たりと価格は少ししますが作りこまれている印象です。
パナレーサーのパープルライトは価格が抑えられていて、バルブの先端だけ金属製にすることで電動
ポンプにも対応しているのでTPUチューブを試してみたい人には良いかと思います。
TPUチューブを展開しているメーカーも多くなってきている中で、価格だったり作りの違いだったりと
それぞれあるので、参考になればと思います。
松沢